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ドイツのミュールハイム=ケルリヒに正式オープンしたトムラソーティングの最新式カスタマーセンター

「グリーン・ビルディング」公式認定

12 9月 2014

ドイツのミュールハイム=ケルリヒに最新式カスタマーセンターを正式オープンしたトムラソーティング・リサイクリングは、順調に成長し続ける販売とサービスの向上を目指し、より一層の努力を惜しまない所存です。 ラインラント=プファルツ州の経済、気候保護、エネルギー&土地利用計画大臣エベリーネ・レムケ氏が、トムラソーティング社長のフォルカ・レーマン博士、トムラソーティング・リサイクリング社長のトム・エングと共にオープニング式典を執り行いました。 世界的なセンサーベース選別システムの設計業者兼製造業者であるトムラ・グループは、リサイクル用機器のほか、食品産業・鉱業界の専門サプライヤーとしても活躍しています。 千平米のカスタマーセンターで開催された正式オープニング式典には約70名が参列し、トムラソーティング・リサイクリング製の各種システムの見学ツアーや実演も行なわれました。

レムケ大臣は、トムラソーティング・リサイクリングの新設カスタマーセンター自体が、リサイクル管理の最優良事例の象徴であると述べました。 「持続可能な資材で建設され、エネルギー効率に極めて優れたこのセンターには、トムラソーティング社のビジネスが如実に反映されています。これは、トムラソーティングのセンサー選別技術が、有価値資源が回収・再利用可能であることを示しているのとまったく同じことです。 この閉ループリサイクル管理および、トムラソーティングの技術によって可能となる適正な選別分離に対する需要は、巨大化する可能性を秘めています。 このような最新システムのお蔭で、ドイツは廃棄物回収においてヨーロッパを牽引する存在となっています。 その先頭に立つトムラソーティングは、傑出した専門知識の提供に留まらず、ラインランド中部地方の総合的な経済繁栄にも著しい貢献を果たしています。」

新しく建築された建物は、以前からあるトムラソーティング・リサイクリングのオフィスとテストセンターの敷地内にあります。 テストセンターは、業界におけるこの種の施設として最大の規模を誇り、お客様にあらゆる選別機能や試験運転の機会を提供している場所です。お客様は、トムラソーティングの選別機が広範な種類の材料に対応する様子を直接目にすることができます。 カスタマーセンターは、オフィスや会議室4室のほか、トレーニング室や検査結果が詳細に渡り分析される研究開発実験室も完備しています。 お客様が所持品を保管したり、隣の試験場を使用する前に着替えられる場所も設けたほか、車約60台分の駐車スペースも追加されました。

この建物には、トムラソーティングのお客様重視の姿勢が象徴されています。

エングは「当社は、このカスタマーセンターの新設を喜ばしく思っています。ここでは卓越した施設を完備し、お客様やテストセンターのスタッフのためにより広いスペースを設け、労働環境を改善することができました。 この建物は、当社のビジネスで最優先するのはお客様であることを象徴しています。なぜならば、トムラソーティングでは当社の有する幅広い技術の中から、お客様の独自のニーズを完全に満たすテーラーメイドのソリューションの提供に、全力で取り組んでいるからです。 このオープニングにより、ミュールハイム=ケルリヒのカスタマー専用施設が、生産業務および会計業務からほぼ完全に独立したことになります。」と述べました。

「グリーンビルディング」公式認定

レーマン博士は、新設されたカスタマーセンターの特徴を次のように説明しました。「当社は新設備が『グリーン・ビルディング』と公式認定されたことを大変誇らしく感じています。 ラインラント=プファルツ州におけるこの認定の合格基準には、ドイツの既に厳しい標準よりもさらに25%以上低いエネルギー使用量という項目が含まれていました。 さらに、建物内における水利用効率、資材や資源の利用法、環境標準を対象とするさまざまな必須要件もありました。 私たちトムラソーティングの従業員は、資源革命の指導者という自負がありますので、この公式認定は極めて適切なものだと思われます。 当社は、世界人口が今後40年間に30%増大するという予想を強く認識しています。 これによって、当社が取り組んでいる資源生産性に対する賢明なソリューションが重大な意味を持つことになります。いずれのソリューションもお客様がより一層の資源生産性を手に入れ、使用量を減らし、再利用を重ねることにより、地球をより持続可能なものにするものだからです。」