年間71万5千トンの金属がTOMRAの選別機で回収されています。 これはボーイング747機4,031機分の金属重量に相当します。 さらに驚くべきことに、 これまでに製造されたボーイング747機は、これより大幅に下回るわずか1,435機に過ぎないのです。
ゾルバ(廃車または電気電子機器廃棄物からシュレッダー処理で生成される非鉄金属)の価値は、重液選別プラントの処理の代わりにトムラソーティングのセンサーベース選別技術を利用することにより、倍増させることが可能です。
Zorba
Input
zorba
Zinc from Zorba
これは、TITECH エクストラクトとTITECH コンビセンスというトムラソーティングの2つの自動システムを一体化させて実現する選別処理です。 まず、TITECH エクストラクトがアルミ屑からあらゆる種類の重金属を分離し、そのまま溶解処理が可能な、純度98-99%のアルミフラクションが生成されます。 その後、TITECH コンビセンスの技術により、不純物を含まない銅、真鍮、亜鉛、プリント基板のフラクションを自動回収し、ゾルバ単一フラクションが生成されます。
トムラソーティングのセンサーベース選別システムの運用コストは、重液選別プラントのわずか20%にすぎません。 回収後の混合金属に対する世界的な需要の上昇に伴い、金属再処理工場および材料回収施設業者は、TITECHテクノロジーを利用することにより、高品質のフラクションを直接回収し、採算性を大幅に改善することが可能になります。
最新鋭のX線センサーにより、エクストラクト の特別選別機能がパワーアップ。
コンビセンス は、組成物や粒径、混合廃棄物や金属ストリームから取り出された混合物という観点から極めて難度の高いとされるフラクションから、高純度の金属フラクションを分離するハイエンドの専用機械です。